脱水シート・吸水シートの特徴と使い方
食品の水っぽさを抜き、旨味を凝縮させてくれる脱水シート・吸水シート。浸透圧脱水シートと、調湿吸水シートの2種類があり、それぞれで特徴が異なりますが、どちらもご家庭でも、業務用としてもお使いいただける便利なアイテムです。このブログでは、脱水シート・吸水シートを紹介していきます。便利な脱水シート・吸水シートを活用して、素材の旨味を引き出す料理を目指していきましょう。
脱水シート・吸水シートとは?
脱水シート・吸水シートはピチットシートなどの浸透圧脱水シートとレッドキーパーなどの調湿吸水シートがあります。どちらも生鮮食品の水分やドリップを取り除くのに適していますが、浸透圧脱水シートは燻製した食品の水分を抜くのにも使うことができます。調湿吸水シートは適度な潤いを保つので、生鮮食品はもちろん、ボイルした野菜などの保存にも使うことができます。
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脱水シート・吸水シートの使い方
脱水シート・吸水シートは使ってみるまでどのような効果があるのかなかなかわからないアイテムです。この項では使い方を紹介していきます。高機能な脱水シート・吸水シートを使って、素材の良さを生かしましょう。
浸透圧脱水シート
浸透圧脱水シートは、調湿脱水シートに比べ、水分を吸い出す力が強いため、食材の水分を抜くのに適しているので干物や燻製にも使うことができます。干物や自宅で生ハムやベーコンを作る際、浸透圧脱水シートに包んで冷蔵庫で寝かせることで水分が抜かれ、自宅で簡単に干物や燻製を楽しむことができます。
調湿脱水シート
調湿脱水シートは短期熟成にぴったりです。安価なお刺身なども調湿脱水シートに包むことでワンランク上の味になります。釣りを趣味にしている人や刺身料理にこだわりのある人におすすめです。
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脱水シート・吸水シートの使用に向いている食材
この項では、脱水シートや吸水シートを使うとおいしく仕上がる食材を紹介します。
・刺身
宴会の席で食べきれなかったお刺身や、安価なマグロの赤身などを脱水シートや吸水シートで包めば、美味しいお刺身に変わります。魚の臭みも同時に抜けるのがうれしいポイントです。
・精肉
精肉の保存にも脱水シートや吸水シートはぴったりです。余分なドリップが抜けるので、鮮度を保つことができます。
・干物や燻製
浸透圧脱水シートは水分を抜く力が強いので、干物の水分を抜いたり、パンチェッタやベーコンなどの燻製の水分を抜くのにも向いています。
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脱水シート・吸水シートについてのまとめ
脱水シートや吸水シートは包んで保存する簡単なひと手間で食材を美味しくできるシートです。若干の特徴の違いがあるので、吸水シート、脱水シート共に用途や使用したい食材を考えて選びましょう。
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