ハンガーの素材とサイズの選び方
市販で扱われているハンガーの素材は主にプラスチック製、木製、金属製となっています。他には発泡ハンガーというものもあり、しっかりとした厚みに対して発泡素材特有の軽さもあるという特徴があります。素材を選ぶにはまず用途を選択し、型崩れが起きてしまったり、ハンガーから服が落ちてしまったりしないようにサイズ感を大切にして決めていくことが重要です。シモジマオンラインショップでは、アパレルショップやクリーニング店など業者様向けにハンガーの取扱をしています。
ハンガーとは?
本体の上部が棒状のものに掛けることのできる(フック)構造になっており、衣類をかけたりクリップなどで挟むことによって整理するためのアイテムです。日本に伝わったのは明治時代といわれています。そこから昭和30年代頃、プラスチック製のハンガーが製造されはじめ、一般家庭でも使用できるような時代へと移り変わりました。ハンガーは商品によって肩幅のサイズが異なるものです。洋服のサイズであれば、肩幅から1cmほど引いたサイズが良いです。ハンガーにも男性用と女性用があります。あまり気にすることはなかったかもしれませんが、意識してみると良いでしょう。服そのものの重みなどによって形状が変化する場合があります。また、その掛け方にもポイントが存在します。
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用途で選ぶ
ハンガーというものは、多種多様な用途を想定して作られています。スーツやシャツ、パンツ・スカート用、ネクタイ用など、とてもたくさんあります。それらを知り使い分けることで収納スペースを更に確保できたり、型崩れを防ぐことが可能になります。用途を誤って使用した場合には、急いでいるのにすぐに着ることができなかったり、型崩れやシワを引き起こす原因となることもあります。しっかりと目的に沿ったハンガーを選択することで、服の状態をより長持ちさせることが可能となります。
屋外(洗濯用)
屋外で用いる際には素材に注意が必要です。また、衣服以外にもタオルなどを干す可能性も考えて選ぶと良いでしょう。
室内(収納用)
室内の収納用には、かさばらない、また統一しておくことが大事です。ハンガーの種類を統一することで、見栄えよく、またスッキリと収納することが可能です。
室内(展示用)
ショップなどでの展示用には、より統一感と高級感が求められます、また、展示する品物によってサイズなどを使い分ける必要があります。
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素材で選ぶ
ハンガーそのものの素材自体はあまり多くはない気がしますが、単に木製といっても異なる木の種類から作られていたり、金属ではアルミからスチール、ステンレスなど様々な材質のものがあります。そういった素材からの細かい部分を凝らして見ることで、ディスプレイに統一感を出したり、掛けるものに応じて使い分けたりといったこともできます。
プラスチック製
プラスチック製は軽くて何より安いです。使い勝手がよく便利であることから、主に衣類関係の業務シーンで多様されている流通ハンガーの代表格と言えます。
木製
木製のものは適度に湿度を吸収してくれるので、カビを防ぐ効果も兼ね備えています。自然素材による柔らかさが魅力であることから、空間にこだわりのあるショップなどに使用されていることが多いです。
金属製
金属製のものはデザイン性が高いものが多く、耐久性もあります。そのスマートさからシンプルでおしゃれな空間づくりに向いています。また、木製のものより比較的薄めです。
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1本当たりの価格で選ぶ
ハンガーのつくりや材質によって値段が異なります。プラスチック製のものは比較的安価で売られています。木製、金属製のものはその中でも多種多様な素材が使われていたりするので、同じ木製、金属製のものであっても、多少なりとも値段に違いがあります。そういった種類以外にも、値段で見る場合にはセットで売られているものが大半であると思います。10本や50本であったり、100本ほどをまとめて売っていることもあります。用途とシーンを照らし合わせて選んでみると良いでしょう。
子ども服用プラスチック製ハンガー
フックの回転が不可なお子様用です。安価でありながら、プラスチック製でとても軽いという扱いやすさにも優れています。
木製ハンガー
プラスチック製と比較すると高めの価格ですが、高級感があり、空間をおしゃれに仕上げることができます。
スチール製ハンガー
軽量かつ耐久面で優れており、そのシンプルなフォルムから店頭などでは、より多くの商品を陳列することができます。
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まとめ
ハンガーとひと口に言っても実際「どの服にどのハンガーが良い」ということは、あまり知られていないのではないか、と思います。こういった点の先に、大切に扱いたい服や長く愛用したい服の状態をできる限り維持する、といったような秘訣が隠されています。空間づくりとしてもハンガーの素材の選択は重要な観点であると言えます。用途を絞りつつ、素材や値段を照らし合わせて目的にピッタリなハンガーを見つけてみてください。
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