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平袋の種類と選び方
シモジマオンラインスタッフ
2023/06/06 13:50

平袋の種類と選び方

平袋の種類と選び方 どこか懐かしい風合いから小さな雑貨の包装にぴったりの平袋。皆さんも雑貨店や文房具店、書店などで平袋に商品を包んでもらった経験があるのではないでしょうか。近年のレトロブームの潮流に乗ってハンドメイドアクセサリー業界やフリーマーケット、展示会などで見かけることもあります。今回は手作りアイテムやクラフト作品にもおすすめの包装資材、平袋の種類とその選び方についてご紹介いたします。

平袋とは?

平袋は、マチのない紙製の平たい形状の袋です。小さなものや薄くて軽いものを入れるのに適しているとされています。サイズやデザインに様々な展開を持ち、多用途で活躍する平袋は、小売店や商店で商品を包装して顧客に渡すために利用されることが一般的です。イベントやキャンペーンのプロモーションアイテムとして活用されることもあります。平袋の大きな特徴は、その素朴な風合い。シンプルな形でナチュラルなデザインのものが多いことから、ラッピングアレンジの幅が大きいのもうれしいポイント。リボンやシール、スタンプなどで簡単にオリジナルのギフトラッピングが完成します。資材としては比較的単価を低く抑えることができるという利点も。以下では、サイズ・素材・デザインの観点から平袋の選び方を探究していきます。 平袋カテゴリはこちら

サイズから選ぶ

平袋を選ぶ際には、適切なサイズを選ぶことが重要です。平袋はマチがないため、入れたい中身の厚みを考慮して選ぶ必要があります。サイズ選びのポイントは、余裕を持ったサイズを選ぶこと。平袋は一般的にそれほど強い素材ではつくられておらず、伸縮性もありません。無理に入れようとすると貼り合わせ部分などが裂けてしまいます。入れるものが決まっていて、その中身に合わせて平袋を探す場合には、少しゆったりとしているくらいが見た目にも綺麗でおすすめです。大きさの展開は様々で、小さなアクセサリー雑貨におすすめのものから、規格サイズに適合したものもございます。
一般的なはがきのサイズ

140×180mm(一般的なはがきのサイズ:100×148mm)

ネクタイ用

140×340mm ネクタイ用

B5対応サイズ

200×290mm B5対応サイズ(B5サイズ:182×257mm)

また、平袋にはベロの有無にもバリエーションがあります。ベロは折り返し部分のことで、封筒でいうところの糊をつける箇所を指します。封をするのに必ずしもベロが必要という訳ではありませんが、ラッピングを行う際の指標の一つとして好まれる方も多いかと思います。 平袋に厚みのあるもの(薄い本や薄い箱)を入れる場合の袋の選び方に関する計算式をご紹介いたします。(あくまで一例になりますので、角の尖ったものや特殊な形をしたものには特に注意が必要です。ご参考程度にご活用ください。)  

ベロ有の場合

 【幅】  (中身の幅)+(中身の厚み)+(任意の余裕)  【長さ】 (中身の長さ)+(中身の厚みの1/2)+(中身の厚み)+(任意の余裕)  

ベロ無の場合

 【幅】  (中身の幅)+(中身の厚み)+任意の余裕  【長さ】 (中身の長さ)+(中身の厚みの1/2)+(中身の厚み)+(任意の折り返し部分)+(任意の余裕) 重量の大きいもの、厚みの多いものは平袋での包装には向きません。紙袋や角底袋、ラッピング用巾着袋も併せてご覧ください。 平袋カテゴリはこちら

素材から選ぶ

平袋の素材は、全体の印象を大きく左右する重要な要素です。クラフト紙や上質紙、純白紙、ロー引きなど、様々な種類の平袋があります。
クラフト紙

クラフト紙

クラフト紙は、自然な風合いと質感が特徴の紙です。茶色が基調で、親しみやすさや温かみがあります。使い捨てや持ち運びに便利です。
上質紙

上質紙

上質紙は、高級感や光沢感があり、滑らかな質感が特徴です。一般的に白色が基本の色合いで、印刷に適した素材であることから柄の入ったものはこの上質紙でつくられていることが多くあります。
純白紙

純白紙

純白紙は、片面がツルツルした質感をしている薄口の白い紙のことです。純白ロール紙と呼ばれることもあります。少し透け感があり、清潔感や上品さを演出して洗練された印象を与えることができます。低い価格帯で販売されていることが多いのもその魅力のひとつです。
ロー引き

ロー引き

ロー引きは、紙にロウソクのロウを染み込ませてつくられた特殊な素材です。光沢があるため、高級感・ヴィンテージ感を感じさせます。水や汚れにも強く、耐久性にも特徴を持っています。
本稿では紙製平袋についてのみ言及しておりますが、平袋にはポリ製や不織布製なども存在します。ラッピング用品「ギフトバッグ」・「不織布平袋」なども併せてご覧ください。 平袋カテゴリはこちら

デザインから選ぶ

平袋選びには、デザインも決して欠かすことのできない要素です。一般的に、平袋はそれほど厚みをもった袋ではありませんので、色によっては中身が透けて見えることもあります。用途やイメージに沿って選ぶことが重要です。
無地

無地

汎用性が高く、アレンジの幅も広がります。絵を描いたり、シールを貼ったり、リボンをかけたり、スタンプを押したり、メッセージを書いたり…。あえてそのままの風合いを楽しむのも素敵です。クラフト紙をベースに色付きになっているものもあります。
柄入

柄入

昔ながらの雑貨店を想起させ、レトロな印象を与えます。落ち着いたナチュラルな柄はもちろんのこと、ギンガムチェックやドット、動物、メリーゴーランドなど童心に返ってファンシー柄を選択するのもおすすめです。そのまま可愛らしいマスキングテープで留めてしまえば簡易ラッピングにもなります。
平袋カテゴリはこちら

まとめ

まとめ 本稿では、平袋の種類と選び方について、サイズ・素材・デザインの観点からご紹介いたしました。どことなく人の温かさを感じさせる平袋。ぜひ、丁寧な包装選びで日々の販売業務やギフトラッピング、プレゼントなどをお楽しみください。 平袋カテゴリはこちら

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