レジスターの使い方と機能
キャッシュレス化の潮流に乗って、昨今、現金取引は少なくなりつつありますが、レジスターは現金取引以外でも、取引の記録や明細の印字などの役割を果たし、明朗会計の証明に寄与するアイテムです。本稿ではそんなレジスターについて、使い方と機能の観点からご紹介いたします。
レジスターとは?
レジスターとは、販売店や店舗などで商品の販売時に金銭の受け渡しと計算を行うための装置やシステムのことを指します。商品の価格や個数を入力し、顧客から受け取ったお金を計算してお釣りを返し、最終的にレシートを発行することで、会計が円滑に行われます。近年では、POSシステム(Point of Sale System)と呼ばれるコンピュータベースのレジシステムが普及しており、さまざまな機能や統合が進んでいます。
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レジスターの使い方
まずはレジスターについて、使い方の視点から見ていきます。以下ではレジスターの使い方について、パーツごとに取り上げます。
レジスター(計算装置)
商品の値段を入力し、顧客が支払う金額を計算するための装置です。バーコードスキャナやキーボード入力を通じて商品の価格を登録します。
ディスプレイ
レジスターの操作や計算結果を表示するための画面です。計算結果を確認し、顧客に正確な金額を伝えることができます。
キャッシュドロワー
お金やお釣りを保管する引き出しです。顧客から受け取ったお金を保管し、適切なお釣りを渡すために使用されます。
レシートプリンター
取引の内容や金額を記載したレシートを印刷するための機器です。顧客が購入内容を確認するのに役立ちます。
クレジットカードリーダー
クレジットカードやデビットカードを読み取るための装置です。顧客がカードで支払いを行う場合に使用されます。
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レジスターの機能
続いてはレジスターについて、機能の視点から見て参ります。前述した基本的な機能以外にも、多様な機能を備えたモデルが登場しています。
キャッシュレス対応
QRコード決済サービス対応端末と連携させることができる機能です。Paypayやメルペイ、LINEPayなどいろいろなサービスが台頭し、いまやQRコード決済は、現金を持ち歩かない人もいるほどメジャーな決済方法となってきています。
スマートフォン連携
個人経営に嬉しいスマートフォン連携機能。お店を離れていても売上の確認や記録ができます。レジの設定もスマートフォンから行えば、複雑さが軽減される気がします。
外部サービス連携
スマートフォンアプリなどを媒体とした専用分析ツールと連携できるモデルもあります。データや画像を使った日誌を自動で作成してくれるものも。
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まとめ
本稿ではレジスターの選び方について、使い方と機能の観点からご紹介しました。日々進化を続けるレジスター。他のツールと連携することで、マーケティングにも役立つ機材となりつつあります。レジスターの導入・買い替えで、さらに効率的な店舗経営を叶えてみてはいかがでしょうか。
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