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レジスターとは?導入メリットや機能、選び方をわかりやすく解説

レジスターは飲食店や小売店をはじめ、店舗営業には欠かせないものです。品物の購入において金銭のやり取りが行われる際には、必ずレジスターが使用されます。そんなレジスターには、機能面や値段を含めて様々な種類があるのをご存じでしょうか?この記事ではレジスターの種類をはじめ、選び方のポイントやおすすめの商品まで詳しく解説していきます。

レジスターとは?種類や機能、選び方をわかりやすく解説

レジスターとはどういうもの?

レジスターとはどういうもの?
レジスターとは”Cash register”を略したもので、金銭登録機(金銭登録器)のことを言います。一般的には”レジ”と呼ばれていますね。店舗での商品売買の過程において、金銭の取引をする際に使用されます。バーコードリーダーで商品情報の入ったバーコードを読み取ったり、買い物の小計(商品1つ1つの値段)や商品の合計金額、釣銭の金額を計算出来るのは皆さんご存じのとおりかと思います。そのほかにも商品を登録する機能が搭載されており、その登録部門数は4部門から99部門まで機器によって種類があります。近年では、釣銭の出し入れが自動化されたものや、軽量なタッチパネル式のレジスターなどもあり、その利便性はどんどん高まりつつあります。
   

レジスターの種類

日常的によく目にするレジスターですが、種類があることをご存じでしょうか?今回は3つに分けてご紹介します。

簡易、業務用レジスター

簡易、業務用レジスター
多くの店舗で使用されているレジスターがこれにあたります。在庫管理も可能な業務用と最小限の機能を搭載した簡易版があります。どちらも売上計算、集計、会計と部門ごとの商品登録が可能です。以前は売り上げ分析が出来ないものがほとんどでしたが、近年ではレジにBluetoothを搭載し、スマートフォンなどの電子端末のアプリと連携することで、詳しい売り上げ分析が可能になっているものもあります。また、SDカードを使用することで、レジデータのバックアップをとることや、レジの設定、売り上げの管理などが可能です。本体がコンパクトで単価も低いものが多いので、小規模な店舗にもおすすめ。ボタンの操作も複雑でないので、作業性にも優れています。
   

POSレジ

POSレジ
POSとは ”Point of Sale” システムのことで、販売時点情報管理のことです。商品が決済された時点で、商品の売上と在庫データが記録されます。POSレジは売上計算、集計、会計と部門ごとの商品登録の基本的な業務だけでなく、細かい商品情報の登録や売り上げ分析が可能です。また、複数の店舗の情報を一元管理することができるので、規模の大きな店舗に向いています。平均的な導入費用やランニングコストは、今回紹介するレジの中で最も高くなってしまいますが、レジごとに個別にカスタマイズすることができるのが利点です。パソコンのようなモニタがついており、レジ自体の大きさが大きいものが多いので、ある程度の広いスペースが必要です。
 

タブレットPOSレジ

タブレットPOSレジ
iPadやタブレット端末に、POSレジのアプリをインストールして使用するタイプのレジスターです。一般的なPOSレジと比べ、持ち運びが可能でコストも抑えられるため、近年導入する店舗が多くなっています。POSレジの主要な機能は網羅しながらも軽量で使い勝手のよいのが人気の理由です。また、その端末の使い勝手の良さと無線ネットワークが使用できることを利用すると、店内で使用するオーダー端末としても使用できます。デメリットとしてはキャッシュドロア(現金を入れておくところ)とレシートプリンターが別で必要になる点です。タブレットの操作のみ別のスペースですることも出来るので、お客様に近い場所のタブレットを置くとスペースの有効活用にもつながります。
  
  

レジスターはレンタルと購入どちらがおすすめ?

POSレジをはじめとし、レジスターは高額の費用がかかってしまうことも少なくありません。しかしレンタルであれば、導入費用や周辺機器にかかる費用を抑えることができます。あらかじめレジの使用期間が決まっている場合や、初期投資を安く済ませたい場合には、レンタルするのがおすすめです。すぐに導入出来るので、POSレジの機能を自店舗で試したいときに、試験的に導入するのにもよいですね。ただしレンタルの場合は、レジスターの種類が基本的には選べないのと、レンタル期間によっては割高になります。新規で店舗を立ち上げる時などには、リースの審査が通らない可能性があります。そんなときにレンタルレジスターも選択肢の一つに入れてみるとよいでしょう。

レジスターの選び方・比較ポイント

レジスターの選び方・比較ポイント

ここまでレジスターの種類を主に紹介してきました。この項ではレジスターの詳しい選び方と比較ポイントについてご紹介します。

導入店舗の種類で選ぶ

一言で飲食店と言っても様々な業種によって分かれていますよね。おしゃれなカフェや大衆居酒屋、町にある小さな個人料理店など、レジスターを導入したい店舗によって種類を選んでみるのもよいでしょう。おしゃれなカフェであったらスマートな印象でレジでもコンパクトに使用できる「タブレットPOSレジ」、大衆居酒屋の場合はメニューの種類や注文数も多い場合がほとんどでしょう。そんな時には「POSレジ」がおすすめ。商品を細かく登録できるため、一つ一つ金額を打つ必要がなく、業務の効率化に。POSレジには、テーブルでお客様ごとにオーダーできる機能が搭載しているものもあります。個人経営で店舗がそこまで広くなく、商品数も多くない場合には簡易や業務用レジスターがおすすめです。スペースをとらないだけでなく、ネットワークが繋がっていなくても使用することができます。

使用する場所で選ぶ

レジスターを使用する場面といえば、様々なシーンがありますね。店舗で運営する場合だけでなく、自店舗の無いイベント会場や催事場、キッチンカーなどの移動車などです。使用する場所によってもレジスターの選ぶ種類は変わります。店舗で運営する場合には、業種などによってレジスターを選ぶのが良いでしょう。実店舗の無いイベント会場や催事場では、商品数も少なく、レジの操作も煩雑でない方が好まれる傾向がありますので「簡易、業務用レジスター」がおすすめ。キッチンカーなどでは限られたスペースでお会計を行う必要があります。屋外なので持ち運びが便利なものがよいでしょう。そんな時には、「タブレットPOSレジ」がおすすめ。POSシステムが搭載していることで、時間帯ごとの売れ行きなど細かい売り上げ分析が可能です。

操作方法で選ぶ

レジスターには”キータイプ”と”タッチパネルタイプ”に分かれます。パソコンのようにキーを押すキータイプと現代的で慣れ親しんでいるタッチパネルタイプは、どちらもメリット、デメリットを考えて選択しましょう。一般的なレジスターは、キータイプの方がコストが安く、機能もシンプルであることが多いです。そのため導入しやすいと言えるでしょう。Bluetoothで別端末のアプリにつなげたり、SDカードにレジのデータを移すことでスマートフォンやパソコンで売り上げ情報などを管理できます。タッチパネルタイプは触れるだけで簡単に操作が可能です。電子端末の普及により、タッチパネルタイプの方が操作性がよい方も多いと思います。パソコンと一体化しているものなどは、店舗の運営状況や管理情報を簡単に確認できます。

搭載されている機能で選ぶ

「簡易、業務用レジスター」は基本的には、部門別に商品登録できる機能と決済機能のみのシンプルな構造になっています。商品やサービスなどが少ない店舗や美容室などで使用されます。一方で「POSレジ」や「タブレットPOSレジ」にはPOS機能(販売時点情報管理機能)が備わっているため、決済が完了した時点での在庫のデータや売り上げなどをチェックすることができます。POSレジは業種ごとにあった機能が搭載されているものを選ぶのがよいでしょう。飲食店であったらテイクアウトやテーブルオーダーなど、美容室などでは予約状況やスタッフごとの売上、小売店の場合は商品の在庫管理やオンライン販売などに対応しているものなどです。PLU(商品の価格表示機能)、JANコードの読み取り機能、パソコン連携機能などが搭載しているものもあります。

消費税対策の可否で選ぶ

2019年10月から「軽減税率制度」が導入されました。そのため、飲食店などで商品を購入する際には、店内飲食(イートイン)とテイクアウトでは、軽減税率が異なります。店内飲食(イートイン)は10%、テイクアウトでは8%と定められています。お客様ごとにかかる税率が異なるため、会計時に消費税をの振り分けが可能なレジスターを導入するのをおすすめします。一回の会計で、複数商品のうち、イートイン商品とテイクアウト商品で分けることのできるレジスターだと、さらに業務の効率化と顧客の満足度の向上につながること間違いなしです。また、今後消費税率が変わることもあるかもしれません。そんなときにも消費税率を自由にカスタマイズできるものだと、消費税対策に特化したレジスターだと言えるでしょう。

初期費用・ランニングコストで選ぶ

店舗運営をする際にレジスターは必ずと言っていいほど必要なものです。コストがかかるレジスターは初期費用を考える際に重要視する方も多いのではないでしょうか。しかし、初期費用だけでなく、レジスターはランニングコストも考える必要があります。レジスターは種類が多く、様々な機能が備わっているものから、商品登録と会計のみのシンプルな機能のものまでと幅広いのが特徴です。そのため自店舗にあった機能が搭載された、また自店舗に合ったカスタマイズが可能なレジスターを選択するのが望ましいです。小規模な店舗や個人店などは、売り上げ分析機能があるレジスター、大規模店舗や複数店舗のある場合はPOSレジを使用するのが一般的です。売上管理業務全般にかかる手間や時間を削減できるかに焦点をあてて選ぶとよいでしょう。
   

店舗運営に役立つレジスターの機能

この項では、レジスターには搭載してあると特に便利な機能を4つご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

店舗運営に役立つレジスターの機能

顧客情報管理機能

特に一般的に広く使用されているのが顧客情報を管理する機能です。顧客の会員番号だけでなく、会社名(氏名)や業種、誕生日、電話番号、住所などの顧客情報を管理することで、顧客情報から分析して様々なニーズを汲み取ることができます。例えば業種によって購入する商品の傾向や、顧客の嗜好や行動パターンを把握などです。また、誕生日など顧客に応じてクーポンなどを発行するなど、個別化されたアプローチやサービス提供で満足度の向上に繋がります。

売上集計機能・分析機能

商品ごとに売上を集計、分析する機能を搭載しているレジスターもあります。その商品分析をもとに販促や売り上げ向上のための施策、新商品やメニューの開発などを行ったりします。また、お客さんの多い時間帯などに応じて従業員のシフトや人員の強化の参考にすることも。常に顧客の購入データを蓄積し、多くの顧客情報を持ち合わせているレジスターに売上集計機能・分析機能が搭載されていると非常に便利ですね。

キャッシュレス決済機能

近年キャッシュレス決済が導入されている店舗も多くみられるようになりました。支払い方法が多様化し、キャッシュレス決済を使用している人も増加しつつある現在。より顧客が利用しやすい店舗にするために、キャッシュレス決済機能の導入は優先度が高いと言えます。クレジットカードを含めたキャッシュレス決済のメリットは、従業員、顧客双方に会計時の手間が省けることです。ポイント支払いなども可能であれば、より利用する顧客も増えるでしょう。

多店舗管理機能

複数の店舗の場合、多店舗管理機能が便利です。一つのアカウントで各店舗それぞれのデータを一元管理することができます。それぞれの店舗にあった施策を考えることで全体的な売り上げの向上につながります。例として、POSレジには複数店舗を一元管理をするための機能があります。複数店舗の場合にはデータの分析や売り上げ分析などをする際に、多店舗管理機能が搭載しているレジスターだと業務の効率化ができるため、おすすめです。

まとめ

まとめ

今回はレジスターの種類をはじめ、一般的なレジスターの機能や特徴、選び方のポイントに加えて、店舗運営に欠かせないレジスターの便利な機能についてご紹介してきました。これらの情報を基に、自店舗に最適なレジスターを選ぶことが重要です。また、選択時には機能やコスト、運用方法などを総合的に考慮する必要があります。本稿ではレジスターの選び方について様々な観点からご紹介したので、ぜひ自店舗に当てはめて参考にしてみてくださいね。

シモジマのレジスターのおすすめ商品一覧

シモジマでは、主要なクレジットカードや電子決済、キャッシュレス決済などに対応したレジスターを取り揃えております。レジスター自体はコンパクトながらも、Bluetoothが使用可能なものはスマホのアプリと連携して、売り上げ分析が可能な業務用レジスターやなどもございますので、ぜひチェックしてみてくださいね。また、レジ周りに必須なレジ用品やレジロールなど、おすすめの商品をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
カシオ計算機 飲食店向けレジスター ブルレジ SR-C550-EX-4SWE ホワイト 1台

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カシオ計算機 飲食店向けレジスター ブルレジ SR-C550-EX-4SBK ブラック 1台

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カシオ計算機 スタンダードレジスター ブルレジ SR-S4000-EX-20SWE ホワイト 1台

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【直送品】ブレイン ブレイン T2mini【タブレット型POSレジ】 [対応] T2MINI 1個(ご注文単位1個)

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【直送品】SQUARE Square ターミナル A-SKU-0609 ASKU0609 1個(ご注文単位1個)

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【直送品】カシオ レジスター用インクローラー IR-40 IR40 1個(ご注文単位1個)

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サーマルレジロール 感熱 80×80×12 2巻

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感熱レジロール 58×63m×12 中保存 5巻

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サーマルプリンタ用ロール紙 58×40π×12mm 20巻

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クレジットカード決済プリンタ用感熱ロール 58mm×20m 10巻

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