厨房機器の種類と選び方
厨房機器は飲食店では欠かせないものです。ご家庭でも使用される電子レンジ、トースター、ホットプレートなどが業務用に特化した作りになっていたり、おでん鍋やたこ焼き器、製麺機など専門性の高いものまで、厨房機器は様々な商品があります。この記事では、そんな厨房機器の種類と選び方についてご紹介します。
厨房機器とは?
厨房機器は、飲食店で使用する炊飯機器やかまど、浄水器、フードドライヤーなどのことです。調理時間の短縮や、業務の効率化を目的としています。厨房、キッチンで使用する厨房設備は多くの種類があり、洋食、和食、中華など、業種ごとに使用する厨房機器もそれぞれ異なるので、より合ったものを選ぶのがよいでしょう。
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厨房機器の種類
厨房機器には様々な種類があります。その中から一部抜粋して、ご紹介します。
保温機
揚げたてのから揚げやポテトを温かいままにしておける「ホットショーケース」や寿司シャリを適切な温度に保温できる「保温ジャー」、温かい(冷たい)おしぼりの温度を保つための「保蔵庫」などがあります。
燻製器
香りづけすることで、料理の魅力がワンランクアップする燻製。燻し器にも、ウェディングなどで使える持ち運びできるものや、ガラスの中に香りを閉じ込めるようなものから、ウッドチップを入れて燻すボックス型のものまで様々です。燻製チップ(スモークチップ)も含め、用途に合わせて選んでみてください。
コンロ用品
限られた飲食店のスペースでも、コンパクトに使用できる「ガステーブル」や、業務用の「五徳」(ガスコンロに設置してある丸い焼き台のこと)、旅館などの鍋料理にピッタリな「カセットコンロ」、カセットボンベ、固形燃料など、コンロ用品は、飲食店に欠かせないものです。コンロは厨房用だけでなく、屋外用のバーベキューコンロもあります。
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厨房機器の選び方
厨房機器は、それぞれ選び方にポイントがあります。商品ごとに一部抜粋してご紹介します。
蒸し器の選び方
熱伝導率が高く、短時間で調理可能なステンレス製の「角蒸し器」や、お米や野菜がふっくらと、ホクホクに仕上がる「せいろ」、ババロアやわらび餅など、お菓子作りに最適な「玉子豆腐器」など、料理によって使い分けるとよいでしょう。
かくはん機の選び方
「ミキサー」や「フードプロセッサー」、「ジューサー」などを、かくはん機と言います。フードプロセッサーは野菜や、肉、魚などを細かくしたり、ミンチにするのに。ジューサーは食材の持っている水分のみを抽出するため、サラサラとしたジュースを作るのに。ミキサーはスムージーやアイスクリーム、スープやドレッシングなどを作るのに最適です。それぞれの特長を生かして使用すると、より効率的に調理ができます。
スライサーの選び方
スライサーは野菜などを、短時間で細かくカットできる機器のことです。フードカッターなど、どんな食材にも適したスライサーのほかにも、キャベツ用の「キャベツスライサー」、ネギ用の「ネギカッター」など、食材ごとに特化した機器があるのも特徴です。食材を糸のように細長く切る「ツマカッター」や、大根おろしなどが早く作れる「おろし機」などもあるので、用途によって選んでみてください。
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厨房機器についてのまとめ
厨房機器について一部でしたが、種類と選び方についてご紹介してきました。飲食店の要ともいえる厨房機器は、素早い料理提供や調理の効率化に役立っています。この記事を通して、厨房機器について興味を持っていただけたら嬉しいです。
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