シューズカバーの使用目的と選び方
医療現場や工場など、衛生を保たなければならない現場で使用されているシューズカバーには様々な素材があり、使用場所に合わせて選ぶ必要があります。本稿では、シューズカバーの使用目的と素材の違いによる選び方についてご紹介いたします。
シューズカバーとは?
シューズカバーとは、安全靴や長靴の上から履くカバーです。主に工場や倉庫、医療現場などの衛生・品質管理が必要な室内の汚れを防いだり、作業者の靴を保護したりするために使用されます。様々な素材や性能のシューズカバーがあり、使用用途や使用場所によって選ぶことが必要です。
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シューズカバーの使用目的
この項では、シューズカバーの主な使用目的についてご紹介いたします。
作業場の清潔を保つ
医療の現場や工場などの作業場では、常に清潔を保たなければならないため、作業場に入る際には汚れを持ち込まないようにしなければなりません。靴の上からシューズカバーを着用することで、靴底についた汚れを作業スペースに持ち込んでしまうことを防止します。
靴の汚れを防止する
シューズカバーは靴に汚れなどが付着するのを防いでくれます。特に血液や体液、ウイルスなどが身近にある医療現場では、それらが靴に付着し広がってしまうのを防止するため、非常に重要な役割を担います。
足を保護する
作業現場によっては危険物質を取り扱う場合もあります。シューズカバーを履くことで、危険物質の付着による怪我や事故を未然に防ぎます。
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シューズカバーの選び方
シューズカバーには不織布タイプとポリエチレンタイプの大きく分けて2つの種類があります。この項では、それぞれの特徴からどのような環境に適しているかをご紹介いたします。
不織布タイプ
不織布タイプは通気性に優れているので、暑い室内での使用がおすすめです。またポリエチレン製に比べて耐久性があり、破れにくいといった特徴もあります。動いたときに音がしにくいのも嬉しいポイント。手術室や研究室などでは不織布タイプがよく使用されています。
ポリエチレンタイプ
水をはじくポリエチレン製のシューズカバーは、水気がある食品工場などで使用されます。業務用としてだけでなく、子供と砂場で遊ぶ際の靴の保護や、雨からおしゃれ靴を守る際に使用するのもおすすめです。不織布タイプよりも安価で手に入れることが可能です。
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シューズカバーについてのまとめ
この記事では、シューズカバーを使用する目的と選び方についてご紹介いたしました。様々な目的に用いられるシューズカバー。シモジマでは、不織布タイプとポリエチレンタイプのシューズカバーを種類豊富にご用意いたしました。滑り止め付きや長靴もすっぽりカバーできるロングタイプもございます。ぜひご活用ください。
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