パーテーションとは？
種類や特徴、使用するメリットを解説！

ローパーテーションとは、床からの高さが天井に届かない、低いサイズの簡易的な仕切りを指します。

ローパーテーションの特徴

ローパーテーションは、ハイパーテーションと比べると安価で手に入れることができます。可動式なので設置も簡単で、手軽に導入をすることができるのも特徴のひとつです。サイズ展開や形状が豊富で、T字型やL字型、折りたたみ可能タイプなど、空間やレイアウトに合わせた選び方をすることができます。設置をする際は工事などが必要なく、簡単に組み立てられるので、人数の増減や急な組織変更などにもすぐに対応することが可能です。空間を仕切るだけでなく、ちょっとした目隠しにもおすすめです。

ローパーテンションの使用用途

ローパーティションは主に空間の仕切りや目隠しなどに使用されています。具体的な使用例をいくつかご紹介いたします。

オフィスで

フロア内における部署ごとの仕切りや、簡易的なミーティングスペースの確保に使用されています。自由自在に動かすことができるため、オフィス内のレイアウト変更にも活躍します。また、デスク同士の仕切りに使用することで、集中力の向上にもつながります。

店舗で

お客様がいる売り場と、スタッフがいる在庫場所や作業スペースとの仕切りに使用されます。売り場のイメージに合った仕切りを選ぶことで、パーテーションもお店の雰囲気づくりを担います。飲食店では、席同士の仕切りとしてパーテーションを設置することで、半個室の空間を作ったり飛沫感染の防止をすることができます。

住宅で

近年はリモートワークや在宅ワークが普及し、自宅で仕事をする人が増えました。簡易的なパーテーションは、仕事とプライベートのメリハリをつけたい方におすすめです。快適なワークスペースを作ることで作業効率もアップします。

ハイパーテーションは、床からの高さが天井まである高い仕切り（壁）を指します。

ハイパーテーションの特徴

ハイパーテーションは簡易的に設置が可能なローパーテーションとは違い、専門の業者などに施工してもらう必要があります。費用や設置までの時間はかかりますが、設置する場所の雰囲気や依頼する側の要望に沿ったデザインのパーテーションを設置することができます。また、ドアや鍵を設置することができ、機密性や遮音性も持ち合わせています。デザイン・機能面ともに充実したパーテーションです。

ハイパーテーションの使用用途

ハイパーテーションを設置することにより、別の空間を作り出すことができます。具体的にどのような使い方があるのかをご紹介いたします。

オフィスで

ハイパーテーションは遮音性に優れていることから、会議室などに使用されています。会話の内容が外に漏れることなく会議や商談をすることができます。ドアにセキュリティロックをかけて、会社の機密情報や重要書類を保管するのもおすすめです。

商業施設で

高いデザイン性から商業施設などでも多く利用されています。テナント同士の仕切りや、休憩スペースの確保など、空間をはっきり分けるのに最適です。また、防臭加工やが施されたハイパーテーションや不燃性の高いタイプは喫煙所などにも設置されています。

スチール製やアルミ製、プラスチック製など様々な種類のパーテーションがあり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、パーテーションの素材ごとの特徴と用途について一部抜粋してご紹介いたします。

スチール製

一般的にスチール（鉄）と石膏ボードで作られています。防音性や不燃性に優れているのが特徴で、会議室や執行室など、特に機密性を保護したい場所に使用されています。

アルミ製

アルミ製パーテーションは、スチールなどと比較するとリーズナブルに設置できます。しかし、防音性や断熱性は劣るため、簡易的な空間の仕切りとして使用するのがおすすめです。

プラスチック製

透明のプラスチック製パーテーションは、クリアな視界を保持します。飲食店や病院の受付といった、主に飛沫を防止したい場合に使用されています。

新型コロナウイルスの世界的な流行は、日常生活に様々な変化をもたらしました。飛沫防止用パーテーションもその一つです。飛沫による感染拡大を防ぐために飲食店や小売店、オフィス、学校、銀行、医療施設など、あらゆる公共の場での需要が拡大しました。現在も、日常生活やビジネスを維持するための重要なツールとして広く受け入れられています。