【簡単】リボンの結び方｜おしゃれなラッピングを紹介
ラッピングの定番アイテム、リボン。プレゼントやギフト包装に華やかな印象をもたらします。色、素材、幅、柄といったバリエーションは非常に豊富で、どんなふうに巻くか、どんなアイテムと組み合わせるかなどを考えるとワクワクしてきますね。この記事では、そんなラッピングには欠かせないリボンの簡単な結び方やアレンジ方法について解説していきます。
簡単なリボンの結び方
簡単なリボンの結び方を3つご紹介します。
蝶結び
蝶が羽を広げたような形からそう呼ばれる蝶結び。何度も結びなおせることから、出産や昇進など、何度繰り返してもよいお祝いによく用いられます。
ダブルリボン
ダブルリボンは、蝶結びをさらにボリュームアップさせた結び方です。輪っかが4つできるので蝶結びよりも豪華な見た目になります。2種類のリボンで2つの蝶結びを作る方法もあります。
コサージュ
リボンを曲げたり重ねたりするだけでできるコサージュ。髪飾りやアクセサリーにもおすすめです。
リボンの端の始末
リボンの端は、種類によって切り落とした際にほつれてしまうものがあります。ほつれを防ぐためには、以下の方法が効果的です。
- 熱で溶かす
- リボンの切り口をライターなどの火で炙り、化学繊維を溶かす方法です。これにより切り口が固まり、ほつれにくくなります。
- 塗って固める
- 専用のほつれ止め液を塗り、切り口を固める方法です。水で薄めた木工用ボンドやマニキュアでも代用できます。
- グルーガンを使う
- グルーガンを用いて、切り端を織り込んで接着します。切り口が見えなくなるので仕上がりはきれいです。
蝶結びの結び方
日常でよく見かける蝶結び。しかしラッピングにおける蝶結びは、普段靴ひもを結んだり新聞や雑誌を縛ったりする時の蝶結びと少々異なります。
1.リボンAにリボンBをからませるようにして1回結びます。
2.リボンAを手前に折り曲げて輪を作ります。輪はやや右側へかたむけます。
3.2で作った輪にリボンBを上から下へまわしかけます。
4.リボンBをまわしかけたことによって後側にできた輪(★)の中に差し込みます。この時、先端からではなく二つ折りした状態で差し込みます。
5.リボンAの輪とリボンBの輪を左右に引っぱります。
6.中心部はきゅっと引きしめ、きれいなギャザーを作るようにすると輪の部分が丸くふっくら仕上がります。輪をつぶさないよう注意してください。
ダブルリボンの結び方
蝶結びをさらにボリュームアップさせた結び方がダブルリボンです。
箱にかける場合は、きつく締めやすい箱の角で結ぶようにしましょう。結び終えてからリボンをお好みの位置に移動させることで、かけたリボンがたるむことを防ぎ、きれいな仕上がりになります。
1.リボンを一度結び、両端を上下に出します。この時、下側のリボンを長めに出しておきます。
2.下側のリボンを折り畳むようにして、輪っかを３つ作ります。右側に輪っかが２つ、左側に１つできる位置を中心とします。
3.上側のリボンを手前に回し、中心に巻きつけます。
4.手前に回したリボンを、そのまま後ろに持っていき、輪っかを作りながら間に通します。
5.４つの輪っかを両手で引っ張ります。輪っかの大きさが均等になるよう、同じ力でそれぞれの輪を少しずつ引っ張ります。
6.形を整えたら完成です。
斜め掛けにもおすすめです。リボンの線が箱の中央に来ないので、包装紙の柄をすっきり見せることができます。サイコロ型の箱には適しません。
オーソドックスな十字掛けには、ボリューム感のあるダブルリボンがぴったりです。リボンを十字に交差させるときは、リボンを裏返しにしてしまうとダブルリボンが曲がってしまうため注意しましょう。
コサージュの作り方
リボンを使ったコサージュの作り方をご紹介します。サテンリボンとグルーガン(手芸用ボンドや接着剤でも可)、フェルト、はさみを使います。今回は幅3cmのリボンを使い、説明します。
1.リボンを7.3cmの長さに切ります。
2.短辺が長辺に重なるように、下の角を折りこみグルーガンで固定します。両端ともに固定します。
3.上の尖った角を、2の角に合わせて折りこみ固定します。これを9つ用意します。
4.5つと4つに分け、半身ずつずらしながらグルーガンで繋げていきます。少しカーブするように連ねます。
5.折られている面が外側を向き、輪になるように丸めてグルーガンでとめます。
6.6.9cmのリボン3枚を用意し、2～5の作業を繰り返します。
7.6.7cmのリボンを2枚用意し、2～4の作業を行います。5のように輪にはせず、グルーガンで固定しながら隙間なく丸めます。
8.すべてのリボンを重ね、裏からフェルトをあててグルーガンで固定すれば完成です。
袋をリボンで結ぶ場合
巾着袋のような袋をリボンで結んで縛る場合は、以下のような方法が一般的です。
1.袋の口を蛇腹に折り、扇状にまとめます。
2.前述した結び方で蝶結びをします。
3.リボンの輪っかの大きさや袋の形を整えて完成です。
袋の口を蛇腹に折る際は、なるべく均等な幅になるように折ると仕上がりがきれいになります。蛇腹折りにしたあと、リボンを結んでから扇状に広げるのがおすすめです。
リボンにシールを貼るラッピング
リボンにシールを組み合わせる方法もあります。
1本のリボンを、輪を作るように配置し、クロスした部分にシールを貼ります。これだけで、リボンを結ばなくても立派なラッピングが完成します。ほかにも、リボンだけでなく、毛糸や水引といった素材や太さの違うものを複数組み合わせるなど、アレンジの幅は無限大です。文字やイラストの描かれたギフトシールを使えば、プレゼントに込めたメッセージがより伝わります。
リボンにドライフラワーを足すラッピング
ドライフラワーとの組み合わせも、プレゼントを一層引き立てます。
ナチュラルテイストなリボンと組み合わせたり、逆に鮮やかなリボンをアクセントとして使ったりと、プレゼントの雰囲気に合ったフラワーやリボンを選んでみましょう。草花が添えられるだけで、オシャレ度アップとともに、プレゼントにやさしい印象を持たせることができます。
リボンで豪華なラッピング
リボンにはサテンやラフィア、メタリックなど様々な種類があります。素材やデザイン、そして結び方によっていろんな表情を見せるので、プレゼントを豪華にしてくれます。贈り物の雰囲気や贈る相手のイメージに合わせて使ってみましょう。
透け感のあるオーガンジーのリボン
オーガンジーリボンは、透明感のあるやわらかいリボンです。さわやかさやロマンチックさを持ち合わせ、アレンジの仕方でどんな雰囲気にも馴染むことができます。ハードタイプなら湿気にも強く、ブーケのラッピングにピッタリです。単体で使っても、別の種類のリボンと一緒に使っても、ほどよい存在感が贈り物を華やかに彩ります。
デコレーションリボンでゴージャスに
デコレーションリボンは、リボンにフリンジやビーズなどが付いた、装飾性が高く高級感あふれるリボンです。数色の細いリボンが編み込まれたようなものや、型にはまらない独特な形のリボンなど、デザイン性が高いため個性的なプレゼントに仕上げることができます。ゴージャスなリボンは花束にふわりと掛けたり、ブライダル向けの装飾にも使ったりできるのでおすすめです。
シモジマで見つける、華やかなラッピング素材
リボンにはサテンやラフィア、メタリックなど様々な種類があります。素材やデザイン、そして結び方によっていろんな表情を見せるので、プレゼントを豪華にしてくれます。贈り物の雰囲気や贈る相手のイメージに合わせて使ってみましょう。
