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クッキングシートの耐熱温度と種類の選び方
シモジマオンラインスタッフ
2023/02/08 16:00

クッキングシートの耐熱温度と種類の選び方

オーブン調理や蒸し料理・お菓子作りには欠かせないアイテム、クッキングシート。食材がくっつきにくくキレイに美味しく仕上がります。調理法に合わせて敷いたり包んだり、自由にカットして落し蓋や小さな絞り出し袋にも。いろいろな使い方を知れば料理がもっと楽しくなる、そんなクッキングシートの選び方についてご紹介します。

クッキングシートとは?

クッキングシ-トは「ベーキングシート」「オーブンシート」とも呼ばれ、主にオーブンを使った調理や、お菓子を焼く時などに天板や焼き型に敷いて使います。食材がくっつきにくくなるので、餅やチーズなどを使ったお料理も安心。丸く切って落し蓋に、くるっと巻いて小さな絞り出し袋に。アイデア次第で使い道も広がります。素材や耐熱温度などによってたくさんの種類をご用意しておりますので、用途に合ったものを選ぶようにしましょう。 クッキングシートはこちら

耐熱温度から選ぶ

クッキングシートの耐熱温度は「250℃・20分間」が主流ですが、それより低いものや高いものも存在します。グラスファイバー製の商品は紙製より耐熱温度が高めになり、PET製の商品は紙製より低めになります。またクッキングシートは耐熱温度や耐熱時間を越えて使用してしまうと、焦げたり燃えたりしてしまう可能性があります。パウンドケーキやローストビーフなどの高温で長時間の加熱調理をする場合は、事前に調べておくと良いでしょう。
220℃用 安価な大容量タイプの中には、耐熱温度が低めに設定されたものもあります。蒸し物をたくさん作る場合など、それほど高温にならないが量は欲しい、といった場合にはコストパフォーマンスが良くおすすめ。また食品を包んで調理する透明なタイプも耐熱温度は低め。透明なので調理の経過が見え、料理の見た目を魅力的なものにすることにも活用できます。
250℃用(20分間) 市販されている中では最も一般的な耐熱温度、耐用時間のクッキングシートです。製品も多くの種類がそろっております。
260~270℃用 グラスファイバー製のものが多くなります。メーカーにもよりますが260~270℃まで耐えられ、耐用時間にも余裕があります。洗って何度でも使えるので、経済的で環境に優しいのも魅力です。
300℃用 グラスファイバー製で直火もOK、網の上に直接敷けば鉄板いらずでアウトドアシーンでも活躍します。なお、フライパンに直接敷いて使用可能なアルミホイルにシリコン加工したタイプは電子レンジ非対応ですので注意が必要です。
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種類から選ぶ

使い捨てタイプと洗って繰り返し使えるタイプ、片面タイプと両面タイプ、フライパン調理できるものとできないもの、色々な種類があります。素材によって以下のように大別できます。
紙製 紙にシリコン加工した物が中心。油や汁を通しにくく水蒸気は適度に通すので蒸し料理や落し蓋にも最適です。余分な水分は逃がし、美味しい油を残して調理できます。表裏を気にせずに使える両面加工タイプと、裏側が滑りにくい片面加工タイプがあります。好きな大きさや形にハサミでカットでき、使い捨てなので衛生的。紙製で燃えやすいため、フライパン調理や直火はお避けください。
グラスファイバー製 グラスファイバーにテフロン加工したものが中心。丈夫で破れにくく、洗えば簡単に汚れが落ちるのでお手入れも簡単。繰り返し使えて経済的で環境にも優しいことが特長。クッキーや焼き菓子をよく作る方にはぴったり。燃えにくい素材なのでフライパン調理、直火調理が可能なものもあります。ハサミで簡単にカットできます。
PET樹脂製 PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂製。耐熱温度は紙製より低いものが多いので、用途に注意してください。水を通さずしなやかなため、包んで調理するのに最適。透明で火の通りを確認でき、見た目もキレイに仕上がります。餅などの粘度の高い食材はくっついてしまうこともあるので、注意しましょう。
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形状から選ぶ

一般的なロールタイプの他にも、シートタイプや型用タイプなどさまざまな形状のものが販売されています。用途や使用頻度に合わせて最適なものを選びましょう。

ロールタイプ

ロール状のシートを引き出し、好きなサイズに合わせて付属の刃でカットするタイプ。さまざまな用途に合わせて必要な分だけ使えるので無駄がなく、収納も場所を取りません。

シートタイプ

洗って繰り返し使えるタイプが多く、天板等に敷きやすいことが特長です。均等なサイズに焼けるようにマス目が付いていたり、折り曲げやすく工夫されているものも。ハサミで好きな大きさにカットできます。

型用タイプ

丸型でフライパンにそのまま敷いたり、長方形や丸型などケーキを焼く時そのまま型に敷き込むのに適した形状。フライパンやケーキ型のサイズ別に種類も豊富で、自分でカットして型に合わせる手間がかかりません。
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まとめ

料理方法やキッチン家電の多様化とともに進化を続け、今やすっかりキッチン用品の定番となったクッキングシート。食材がこびりつかず食器や調理器具を汚さないので、時短調理や調理器具を長持ちさせるのにも一役買ってくれます。洗い物を少なくしたいアウトドアシーンや災害時にも活躍し、場所も取らないのでぜひ常備しておきたいアイテムです! クッキングシートはこちら

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