意外と知らない!シフォンケーキラッピングテクニック【保存版】
シフォンケーキのラッピング方法、正しく知っていますか?実は、ラッピング次第でケーキの美味しさや見た目が大きく左右されるのです。シフォンケーキは水分が多くてカビやすいため、適切な保存方法とラッピングが欠かせません。まず、シフォンケーキは柔らかいので、しっかりと冷蔵庫で冷やしてからカットするのがコツです。また、ガス袋などを使えばとっても簡単にラッピングができ、ヒモやリボンを結ぶだけで完成します。この記事では、カットシフォンケーキとホールケーキの両方のラッピング方法から、袋の選び方、保存のコツまで、シフォンケーキをかわいく包むテクニックをすべてご紹介します。
この記事は、包装用品・店舗用品の通販 「シモジマオンラインショップ 」が監修しています。
カットシフォンケーキの正しいラッピング手順
シフォンケーキをラッピングする前に、正しい手順を知っておくことで見た目も美しく、長持ちするパッケージングが可能になります。プロが実践する技を順番にご紹介します。
カット前に冷やす理由
シフォンケーキは必ず冷蔵庫でしっかり冷やしてからカットしましょう。冷やすことで生地が引き締まり、カットしたときに形が崩れにくくなります。一般的には1時間ほど冷やせば十分ですが、中には一晩置く、または3~4時間は冷ますという意見もあります。ただし、あまり長時間置くとケーキが乾燥してパサパサになる可能性もあるため、ラップで包み様子を見ながら冷やすのがおすすめです。6カット・8カットの切り方のコツ
シフォンケーキはやわらかく弾力があるため、上手にカットするにはコツがあります。まず、波刀包丁を使い、前後によく動かしながら切ると、ケーキを崩さずに美しく切ることができます。
●6等分にする場合:
・ケーキの表面にナイフの背で半分の位置に印をつけます。
・手で押さえながら、ナイフを前後にゆっくり動かしてカットします。
・半分に切ったケーキをさらに3等分する位置に印をつけます。
・目印に沿ってカットすします。
●8等分にする場合:
・まず半分にカットします。
・十字になるようにさらにカットします。
・それぞれを半分にして8等分にします。
・押し切ろうとすると生地が沈んでしまうので、ナイフの重さだけでカットするのがポイントです。
OPP袋に入れるときの注意点
シフォンケーキ用のOPP袋を選ぶ際は、ケーキのサイズに合わせましょう。サイズによってOPPシートが適切な場合もあります。OPP袋にケーキを入れる際は、細い部分が下になるよう奥までしっかり入れます。また、シフォンケーキは水分が多いため、ラッピング時は衛生手袋を使うのがおすすめです。さらに、全てのケーキを同じ向きで包装すると見た目が揃います。OPPシートの折り方とテープの貼り方

1.OPPシートをひし形に敷き、ケーキの焼き目が奥になるように中央に置きます。
2.(シフォンケーキを真上から見て)右を中心に向かって折ります。
3.左も中心に向って折ります。
4.折った部分をテープでとめるか、シフォンケーキが潰れないように手で軽く押さえておきます。

5.両サイドのシートを中央に寄せ、
6.手前側のシート(A)が三角形になるように調整します。
7.三角を作ったらシフォンケーキ側に向かって折ります。
8.(B)側が手前にくるように向きを変えます。

9.反対側のシート(B)も同様に右から中心に向ってに折ります。
10.左も中心に向って折ります。
11.三角になるように調整します。
12.三角をシフォンケーキ側に折ります。

13.(A)と(B)を中心によせて、先に(A)側の三角の先を少し折ります。
14.その次に(B)側の三角の先を少し折ります。焼き目の中央にテープが貼りやすように調整し、AとB端を折り畳みます。
15.最後にテープでとめます。
16.これで完成です。
シールやリボンでの装飾方法
テープを貼っていない面が上になるようにケーキを並べ、フレーバーシールを貼ると完成です。より華やかにするなら、ある程度長めにカットしたサテンリボンをケーキの周りに巻いて、リボンの合わさったところにシールを貼るという方法もあります。レシピによって様々なフレーバーが楽しめるシフォンケーキは、フレーバーシールを活用するのもおすすめです。
ガス袋カテゴリはこちら
食品用OPPシートはこちら
リボンカテゴリはこちら
ラッピングシールカテゴリはこちら
ホールシフォンケーキのラッピング方法
ホールシフォンケーキをプレゼントするなら、見た目も美しく、形崩れしにくいラッピング方法が必須です。カットしたケーキとは異なるテクニックが必要になるため、順を追って解説します。
紙型で焼くメリット
ホールシフォンケーキをプレゼントするなら、紙製の焼き型「シフォンケーキカップ」を使うのが最適です。この紙型には複数の利点があります。まず、金属型から抜く難しい作業が不要になります。さらに型ごとラッピングできるので形が崩れにくく、持ち運びも安心です。また、紙型のまま簡単にラッピングでき、そのままギフトとして渡せるのも大きな魅力です。チョコチップなど油分の多い具材を使用すると紙に油が染み出ることがあるため、その点は注意しましょう。円筒部分の切り取り方
シフォンケーキは、焼き上がったら金属型と同様に上下にひっくり返して冷まします。必ず完全に冷ましてからラッピング作業に取りかかりましょう。冷めたら、シフォンケーキカップの筒状の部分をミシン目に沿って切り離します。このとき、円筒を壊さないように、そっと丁寧に切り取ることがポイントです。袋に入れるときのマチの広げ方
シフォンケーキカップごと専用のシフォンケーキを袋に詰めます。このとき、しっかりとマチの部分を広げてから入れることが重要です。マチをきちんと広げておくと、ケーキが袋の中で動いて崩れるのを防ぎます。袋が狭くて入らない場合は、袋の底部分に折り目をつけて広げる方法もあります。袋の口のまとめ方とリボンの使い方

袋に入れたら、次のようにして袋の口を閉じます:
1.袋の口部分を蛇腹に折りたたむ
2.少し余裕をもって上の方でまとめる(綺麗に見えます)
3.まとめた部分をワイヤータイやリボンで留める
タグやリボン付きのワイヤータイを使えば、くるっとねじって留めるだけで可愛く仕上がります。特に大きめのタグ付きワイヤータイを使うと、華やかな印象になります。また、お好みのリボンを結んで装飾すれば、よりギフト感が増します。
ホールのシフォンケーキには、大きめサイズの個包装袋を選ぶと良いでしょう。中には冷凍対応の袋もあり、宅配ギフトにも使えます。トレイと併用すれば、さらに型崩れを防止できるので安心です。
ラッピング資材の選び方と使い分け
シフォンケーキの魅力を引き立てるには、適切なラッピング資材の選択が重要です。資材の種類によって保存性や見栄えが大きく変わるため、目的に合わせた使い分けが必要になります。
シフォンケーキラッピング袋の種類
シフォンケーキのラッピングには主に次の資材があります: ●OPPシート・OPP袋:透明度が高く、ハリとコシがあり、中のケーキを美しく見せてくれます。手軽で低コストなため、すぐに食べてもらうケーキに最適です。 ●台形OPP袋:カットシフォンが入れやすく包みやすいのが特徴です。 ●ガス袋:酸素が透過しない特殊処理が施されており、保存が必要な場面や鮮度保持材を併用してより鮮度を保ちたいときにおすすめ。ガス袋と脱酸素剤の使い方
脱酸素剤は袋内の酸素を吸収し、酸化による食品の劣化やカビの発生を防ぐ優れものです。ただし、次の点に注意が必要です: 必ずガス袋(酸素が透過しない処理を施した製品)と組み合わせる 1.シーラーで袋を完全に密閉する 2.シフォンケーキのサイズに合った脱酸素剤を選ぶ 3.また、シフォンケーキは水分が多いため、時間が経つと脱酸素剤を入れていても品質が落ちることがあります。紙製型とホール用箱の活用法
【紙製型】 紙製の焼き型は型抜きの心配がなく、焼きっぱなしをそのままプレゼントできる手軽さが魅力です。 【ケーキ箱】 ケーキ箱は、シフォンケーキをしっかりと保護しながら運ぶために欠かせないアイテムです。箱を使用することで、ケーキがつぶれたり崩れたりするのを防ぐことができます。特に、持ち運びが必要な場合には重宝します。 ケーキ箱の選び方としては、ケーキのサイズに合ったものを選ぶことが大切です。箱の中でケーキが動かないように、ぴったりとフィットするサイズを選びましょう。また、デザインも様々なので、贈り物としての見栄えを考慮して選ぶと良いです。 ホール用の専用袋や箱は見栄えが良く華やかですが、袋でラッピングする際は台紙を使用すると安定します。かわいい包み方に使えるシール・リボン
装飾には次のアイテムが役立ちます: ●ラッピングシール、フレーバーシール:ケーキの味や材料に合わせたシールでラッピングのアクセントに。 ラッピングシールは、シフォンケーキのラッピングをより個性的で楽しいものにするための小さなアクセントです。シールを貼ることで、ラッピングにオリジナリティを加えることができます。メッセージが書かれたシールや、かわいらしいイラストのシールなど、種類も豊富です。シールの選び方としては、ラッピング全体のデザインに合ったものを選ぶことがポイントです。色やデザインが調和することで、全体の仕上がりが美しくなります。また、シールを貼る位置によっても印象が変わるので、いくつか試してみてベストな配置を見つけると良いでしょう。衛生用品で安心ギフトに
お菓子ギフトには衛生用品も大切です。食品用手袋を着用して作業すると安心です。また、注意喚起シールを貼れば、より安全に配慮した印象を与えられます。シフォンケーキの包装資材は袋タイプやシートタイプなど種類がいくつかありますが、「入れやすさ」「取り出しやすさ」「低コスト」の3点を基準に選ぶとよいでしょう。プレゼントする相手の好みや、いつ食べてもらうかを考慮しながら、最適な資材を選んでください。ラッピングを成功させるための注意点や保存方法
シフォンケーキのラッピングは見た目の美しさと保存性を両立させるのがポイントです。ここでは成功のための重要な注意点をご紹介します。
見た目を揃える配置のコツ
OPPシートにシフォンケーキを配置するときは、向きを一定にすることが大切ですこの工程で向きをそろえないと、並べたときの見た目がバラバラになってしまいます。特に上部が大きく膨らんだシフォンケーキの場合は差が目立つため、細心の注意を払いましょう。カット面も小さくすることで水分量をキープし、風味を保つことができます。水分が多いケーキの保存方法
シフォンケーキは水分が多く、常温では傷みやすいため、冷蔵保存が基本です。保存期間は冷蔵で3~5日、冷凍なら2週間が目安です。乾燥を防ぐためにラップ+保存袋で密閉し、冷凍後は自然解凍で風味を保ちましょう。常温と冷蔵、どちらが正解?
シフォンケーキの保存方法は目的によって使い分けるのが正解です。すぐに食べる場合は常温でも問題ありませんが、目安として、24時間以内に食べ終わることを推奨します。より長く保存したい場合は冷蔵がおすすめで、最長でも3~5日を目安にしましょう。夏場など食べ物が傷みやすい季節には、必ず冷蔵か冷凍保存を選択するべきです。水分の多いシフォンケーキはOPPという素材で包むことで、簡易包装ながらもおいしさを保ちながら届けられます。 ガス袋カテゴリはこちら 食品用OPPシートはこちら 保冷剤カテゴリはこちらまとめ
シフォンケーキのラッピングは見た目の美しさと保存性を両立させる重要な工程です。この記事で紹介したテクニックを実践すれば、プロ級の仕上がりも夢ではありません。特に、カットする前に冷やすことや、適切なOPP袋の選び方、そして装飾方法は必ず押さえておきたいポイントです。ホールケーキと個々のカットケーキでラッピング方法が違うので、贈りたい相手や場面に合わせて変えてみてください。紙製の焼き型を使えば、型抜きの苦労なくギフトとして渡せるため、初心者の方にもおすすめです。さらに、リボンやシールなどの装飾を工夫することで、手作りならではの温かさが伝わります。実際、シフォンケーキは水分が多いため、保存方法が味と食感を左右します。したがって、食べるタイミングや季節によって常温か冷蔵かを選び分けましょう。最終的に、ラッピングは単なる包装ではなく、あなたの心遣いを表現する手段でもあるのです。これらのテクニックをマスターすれば、大切な人へのプレゼントやホームパーティーでのおもてなしが一層素敵なものになるでしょう。ぜひ、今回紹介したラッピング方法を試して、あなただけのシフォンケーキ包装スタイルを確立してください。
ガス袋カテゴリはこちら
ケーキ箱カテゴリはこちら
リボンカテゴリはこちら
ラッピングシールカテゴリはこちら
シフォン ケーキのラッピングのよくある質問
ここではシフォンケーキのよくある質問についてご紹介します。
Q1.冷やしてからカットする理由は何ですか?
A1.生地が引き締まり、カット時に形が崩れにくくなるためです。ケーキを冷蔵庫でしっかり冷やしてからカットすることが個装時に重要なポイントとなります。Q2.ホールシフォンケーキをラッピングする際のコツは?
A2.ホールシフォンケーキをラッピングする際は、紙製の焼き型「シフォンケーキカップ」ホールケーキ用トレー等を使用すると便利です。紙の焼き型は、型ごとラッピングできるので形が崩れにくく、持ち運びも安心です。専用のシフォンケーキ袋に入れる際は、マチをしっかり広げることがポイントです。Q3.シフォンケーキのラッピングを華やかにする方法はありますか?
A3.シフォンケーキのラッピングを華やかにするには、フレーバーシールやリボンを使用するのが効果的です。2種類のリボンを使い、太さと色を変えることでバランスの良い装飾ができます。また、大きめのタグ付きワイヤータイを使用すると、簡単に華やかな仕上がりになります。 ガス袋カテゴリはこちら ケーキ箱カテゴリはこちら リボンカテゴリはこちら ラッピングシールカテゴリはこちらこの記事は、包装用品・店舗用品の通販 「シモジマオンラインショップ 」が監修しています。







