【最新版】おすすめのラミネーター19選！
サイズや厚さ、タイプごとにご紹介

ラミネートフィルムには一般的な用紙の規格（A4、A3、B5など）をはじめ、名刺サイズや診察券のサイズなど、それぞれ規格にそってサイズが分かれています。それぞれの用紙のサイズにあったフィルムを使うのが基本ですが、ラミネーターが大きな用紙サイズにも対応している場合には、小さなサイズの印刷物を複数枚同時にラミネートすることが出来ます。POPなど大量枚数をラミネートしたいときにも便利です。その分ラミネーターの大きさがある程度大きいことが前提なので、加工する用紙のサイズやラミネーターの置き場所にも考慮しながら選択しましょう。

ラミネーターは基本的に対応しているフィルムの厚さが決まっています。フィルムの厚さは主に「μ（ミクロン）」で表され、100μ＝0.1mm相当の厚さになります。対応していない厚さのラミネートフィルムを使用すると、機器の故障につながる恐れがあるため避けましょう。100μは診察券やカード、写真など保護や汚れ防止に特化したいときに、150μはメニュー表や店内POPなど、折れ曲がりを防止したり、ある程度の強度を持たせたいときに、200μは屋外で使用する看板、案内板など主に業務用として使用される、丈夫で頑丈な仕上がりです。

ラミネーターは内蔵されているローラーの数に応じて、それぞれラミネートの仕上がりに差が出ます。ローラーの数は、「2本ローラー」、「4本ローラー」、「6本ローラー」に分かれており、2本ずつローラーが稼働する仕組みになっています。例えば2本ローラーの場合は上下に1つずつヒートローラーがついており、1回加熱したら加工が終了します。1度の加熱のみの加工になるので、熱でフィルムが反ってしまう可能性があります。初めてラミネーターを使用する方や、ご家庭用など手軽にラミネーターを使用したい方には、2本ローラータイプがおすすめ。

ラミネーターには、温度調節ができる機能があります。ラミネーターを最適な温度に設定し、仕上がりを美しくするために必要な機能です。ラミネートは機器の温度が適正温度よりも低いと、仕上がりが白っぽくなってしまいます。反対に適正温度よりもラミネーターの温度が高いと、フィルムが波打ったような仕上がりになってしまいます。綺麗にラミネートしたいときには、温度調節機能がついているものが必須ですが、温度の調節が高温、低温の切り替えしかないものもあります。ぜひラミネーターを選ぶ際には、細かく温度調節ができるものを選びましょう。

ラミネーターは、内蔵されているローラーを使用できる状態になるまで温める時間が必要です。本体の電源を入れてから、ローラーが温まりラミネートできる状態になるまでにかかる時間のことを「ウォームアップ時間」と言います。そのウォームアップ時間の早さは機種によって異なり、それぞれ数十秒のものから数分かかるものまで様々。POPやメニュー表などを作るのにラミネーターを使う頻度の多い方や、すぐにラミネーターを使用したい方、作業効率を考慮する方であれば、10数秒で温まるものを選択するのがよいでしょう。