お正月や贈り物に!折り紙で作るポチ袋の折り方
毎日必要ではないけど、あれば役に立つポチ袋。
市販のポチ袋も素敵ですが、折り紙を使って自分でポチ袋を作ってみませんか?
とってもかわいいポチ袋の折り方と、シモジマオンラインショップで取り扱っている折り紙をご紹介します。
1.こんな時に使えるポチ袋
ポチ袋とは、お正月にお年玉を入れて渡す、小さなご祝儀袋の事。
「ポチ」は“わずかばかりの”という少額を意味するのだそうです。
中に入れる金額は、渡す相手に合わせて、1,000円~1万円程度が相場です。
ところで、普段、ポチ袋をどんな時に使っていますか?
年に一回、お年玉を渡す時だけでしょうか?
実は、ポチ袋は、お年玉を入れる以外にも、使い道があるんですよ。
ポチ袋を使う場面
◇ポチ袋にお金を入れる
・お年玉や心づけ、少額の集金を渡すとき
・借りたお金(少額)を返す時
◇小さい物の収納にポチ袋を使う
・ポイントカードや切符類を収納
・絆創膏を入れて持ち歩く
・アクセサリーなど小さくて失くしやすい物を入れておく
◇封筒として
・小さい紙に簡単な手紙を書いた時の封筒として
・スケジュール帳などの表紙裏に貼りつければ、ポケットになります
・小さな贈り物のラッピングに使う
このように、ポチ袋は非常に便利なアイテムなのです。
でも、気を付けてほしいのが、“ポチ袋は、目上の人に渡してはいけない”ということ。
「ポチ」のもつ言葉の意味からもとれるように、手頃なイメージが、目上の方に対して、失礼にあたるようです。
それから、やはり“ポチ袋”なので、高額のお金を入れてはいけません。
1万円を超えるような時は、それ相応の祝儀袋を用いるようにしましょう。
また、お札の入れ方にも注意が必要です。
表向きのお札を左→右の順で三つ折りにします。
袋を開けた時に、お札が表向きになるように入れましょう。
2.ポチ袋の折り方
折り紙でつくる、簡単なポチ袋の折り方を一つご紹介しましょう。
◇斜めラインタイプのポチ袋…推奨サイズ:20×20cmの折り紙やその他の用紙を準備して下さい。
- はじめに、折り紙の幅を2cm切って、たて20cm×よこ18cmの長方形にします。
- 折り紙を広げて、左端から5cmの位置で谷折りします。
- 次に右端から6.5cmの位置で谷折りします。
- 折り紙を裏返します。
- 折り紙の下から下から5.5cmの位置で折り上げます。
- 折り紙を裏返します。
- 上の一枚を、6で付けた折り筋の高さから、右端を斜めに結んだ線で折り返します。
ここが完成した時に、斜めのラインになる部分です。
※斜めラインひねりタイプのポチ袋は、7と対象になるように、下側も斜めに折り返して下さい。 - 折り紙を裏返します。
- 折り紙の上から5cmの位置で折り下げます。
- 5で付けた折り筋通りに下を折り上げ、すき間に上を差し込んだら、ポチ袋の完成です。
3.折り方のバリエーション
その他、ポチ袋の折り方をご紹介しましょう。
推奨サイズ:20×20cmの折り紙やその他の用紙で作るポチ袋
◇太ストレートラインタイプのポチ袋
- はじめに、折り紙の幅を2cm切って、たて20cm×よこ18cmの長方形にします。
- 折り紙を広げて、左端から5cmの位置で谷折りします。
- 次に右端から6.5cmの位置で谷折りします。
- 3で折った上の一枚を半分右側へ折り戻します。
- 折り紙を裏返します。
- 上から5cm、下から5.5cmの位置で折り、下のすき間に上を差し込みます。
- 今回はリボンをつけて、完成です。
◇三角重ねのポチ袋…ぽってりと少しふんわりした形がかわいいポチ袋です。
口がしっかり閉じるので、小銭や花の種を入れるのに適しています。
- 折り紙をダイヤ型の向きに広げ、三角形を二度折り、対角線に2本折り筋をつけます。
- 開いた折り紙を、今度は縦横それぞれ3等分のところで折り筋をつけます。
- 今、開いた折り紙には、①で付けた2本、②で付けた4本の折り筋がある状態です。
- 折り紙を裏返し、表面を上にし、折り紙の向きは回転の無い正方形にします。
- 1と2で付けた折り筋の交点、小さい正方形ができているのを見つけて下さい。
その正方形の右上角と、折り紙の左下角を合わせて、折り筋をつけます。
続けて、
正方形の右下角と折り紙の左上角
正方形の左下角と折り紙の右上角
司法系の左上角と折り紙の右下角
をそれぞれ合わせて、折り筋をつけます。 - 折り紙を裏返し、折り筋同士が合うように4つの角全てをたたんでいき、手裏剣のような形にします。
- 手裏剣の三角形部分を前へ折りたたんでいきます。
- 最後の角を内へ差し込んだら、完成です。
中央部分に飾りを付けたり、シールを貼っても、かわいいですよ。
推奨サイズ:15×15cmの折り紙、その他の用紙で作るポチ袋
◇風車飾りのポチ袋…表裏の色の差がはっきりした折り紙で折ると、風車の形が浮き上がります
- 折り紙の色の付いた面を表にして、ダイヤ型の向きに置き、三角形を2度折り、対角線に2本折り筋を付けます。
- 折り紙の4つの角全てを、中心に向かって谷折りし、折り筋を付けます。
- 1と2の折り筋の交点に向けて、折り紙の4つの角を谷折りします。
- 3の谷折りした状態で、折り紙を裏返し、上のフチを①の折り筋に合わせております。
- 左も同じように折り、重ねます。
- 下も同様に折って重ねます。
- 最後の右はまず折り筋のみ付けます。 そして、半分は上に出し、半分は下に差し入れる、段ボール箱の口を閉じる時のように閉じたら、完成です。
◇卍包み…卍包みは2枚の紙を重ねて折るので、組み合わせる紙の質感や色によって見た目の雰囲気が変わります。組み合わせによるアレンジを楽しみましょう。
- 折り紙は寸法が、縦横1cm違うものを1枚ずつ用意します。
(例:15×15cm…1枚、14×14cmに切ったもの…1枚)
二枚の紙の中心を合せて、のりで貼ります。
※折り紙にしわがよるのを防ぐために、のりの量は控えめにしましょう
※折り紙のサイズが大きい方が卍の形、および開いた時の内側の色・模様になります。 - 折り紙を裏返し、ダイヤ型の向きで置きます。
三角形を2度折る要領で、対角線の交点を作って下さい。
ただし、折り筋をあまり付け無いよう、中心を軽く抑えるくらいにしましょう。 - 折り紙の各辺の左から1/4の位置と、②で作った交点を合わせ、谷折りします。
4つの辺、順番に全て折って一周して下さい。 - 最後の4つ目を折ったら、一つ目に折ったところのを少し持ち上げ、間に4つめの角を差し込みます。
- この時、4つめの折り線の折り角は、折り筋に沿って、中割り折りの要領で上手く折りたたんで下さい。
- 上から軽く押さえて、形を整えたら完成です。
4.シモジマオンラインショップで取扱のあるオススメの折り紙
お年玉を入れたり、ちょっとしたお礼の気持ちを込めて、お金を渡す時などに役立つポチ袋。
折り紙で作るポチ袋なら、一人ひとりに違った色や絵柄のポチ袋を用意できますよ!
お気に入りの折り紙を使って、ぜひポチ袋を作ってみましょう。
シモジマオンラインショップで購入できる、ポチ袋におすすめの折り紙をご紹介します。
- 4964650900409
- 4964650900508
- 4964650900607
- 4964650900102